index< 日誌 au錯覚23-81「続、闇の中」p5


5、自分の肉体。


自分自身の肉体の中の、生理と情緒の作用を通して、それに納得し、了解し、理解し、そしてそれを信じているのである。自分で自分の肉体の作用を信じているのである。それが自分の肉体である以上、それを信じなければならないのである。

自分の中の自律的な生理の作用が、それに根拠を与えているのである。人間は自分の肉体を通して、それに納得しているのである。納得しなければならないのである。なぜなら、この肉体の営みこそが、自分自身のすがただからである。そして自分とは、この自分の肉体以外にないからである。

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