index< 日誌 au錯覚23-85偏向2 「表情の印象」p9

9、歴史の結果。


本人の顔自体が、もともとそのように出来ていて、また、それを見る側にとっても、そのようにしか見えないのである。無意識の内にそのように見ようとするし、そのように見るように出来ているのである。

そして、これが人体の仕組みであり、そのカタチなのである。それは数万数億年に渡る自分たちの祖先の歴史の結果なのである。

人間にとっての観念の世界というのが、このようにして条件付けられてきたのである。そのように仕組まれ、設定され、構成されている。そのようにしか見えないように出来ている。そうやって意識と無意識の体験や記憶といったものが、作り上げられてきたのである。

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2019-0101-0104