index< 日誌 aa暗示23-88レールの上2「自己目的化」p4

4、誘導。


しかし、そうした自分自身の生き方のカタチといったものが、自分と現実世界とのかかわり方なのであって、そして、これが自分の情緒の世界を作り出しているのである。そしてそれが無意識の世界で、自分自身の身体の働きと営みの、日常の世界を作り出しているのである。

従って日常とは、あるいは自分にとっての世界とは、このような無意識の情緒の世界のことなのである。そして、これが自分でも理解しがたい自分自身の生理や感覚、そして表情や仕草として、あるいは無意識の馴れや習性として自分を拘束し、縛りつけ、誘導しているのである。まるで、あらかじめ敷かれたレールの上でしか、生きて行けないように。

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2019-0104-0113