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2、感覚。


それは、自分の肉体がそうだというだけではない。自分の感覚もまた、そうなのである。人間の感覚自体が、歴史的・文化的な繰り返しの結果なのである。外の世界の色やカタチや模様といったものも、そうして始めて人間に感じられてくるし、意識もされ、自覚されてきたのである。歴史と文化がそれを必要とし、このようにして人間の感覚を作り上げてきたのである。

現在の私たちが、見て聞いて触れて感じる現実の世界のすべてが、このような自分たちの祖先の感覚が、生活の中で堆積されてきた結果なのである。人間の意識や感覚自体がそうなのである。そして、それに適う肉体のカタチとしての、自分たちの肉体の構造が求められ、カタチ作られてきたのである。

戻る。                続く。

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2019-0104-0113