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2、他者。


すなわち、変化とは時間であり、歴史であり、そしてまた、これを他の言い方で表現すると、自分自身の現実世界での存在の仕方なのであり、自己と現実とのかかわり方を言っているのである。

しかしまた、自己と現実がどこかでかかわっている、かかわっているからこそ、自分が自分として意識されてくるのである。自分というのが、現実とのかかわりがないとすれば、自分にとっての他者というのもあり得ず、他者の存在しないところに自分というも存在し得ず、自己というのが意識されることもないのである。

このような自己と他者の、現実世界とのかかわりの中においてこそ、自分というのが存在し得るのであり、そしてまた、これこそが人間にとっての時間なのであり、それがまた、自分にとって歴史として意識されているのである。

戻る。                続く。

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2019-0104-0113