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自分の、日常が途切れて切断されたところ。そうした状況が否応(いやおう)なしに、現実の自分とは違う自分というのを意識させる。自分が、まわりのみんなとどこか違うというのを強く意識してしまう。 そうしたことは何気ない、どうでもよい、フトした出来事にも感じることがある。あるいは、日常のいつもの作業や行為中の、そうした、ごくありふれた日常が途切れて切断されたひと休みや、息を抜いたしばしの瞬間などにも、ふと頭の中をかすめて過ぎて行く。 どこか何かが違う。一瞬、自分がどこか違う世界に迷い込んでいる。どこか根源的な初めの状態に陥っている。そしてもう一度、自分を感じ、見つめ、問い始めている。これが冒頭で述べた、日常と切断された世界という意味である。 |
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2019-0113-0120