index< 日誌 <j生理的情緒 < 23b-06 「レールの上」p4 |
自然環境の変化、および生活条件の変化。あるいはまた、「種」そのものの生態系内での立場の変化といったものが、新たな生存のための条件の変化とともに、自らの内に新たな馴れや習性といったものを作り出す。 しかし、この馴れや習性といったものが、いったん確立してしまうと、それだけで、それが自律し自己目的化する。馴れや習性自体のそれだけの都合で営まれ始める。 そして、このような働き自体が、その実際の効果や機能や役割とは離れた、それ自体のために営まれるようになる。そして、そのための自己を維持し、継続し、保存して行く傾向を強めて行く。自律した営みが自己を自己目的化するのである。 |
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2019-0104-0113