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それが自分の記憶であるということだけは分かるのであるが、それがどうしても思い出せずに、今では自分でもまったく何のことか分からないものになっている、そうした世界である。 それはむしろ、意識や思考といったものを作り出す背景になっている、無意識の生理の世界である。かつては記憶であったものが、いまではそれが失われて、記憶の下地や背景の感じ方に過ぎないものになっている。そしてこれが意識を作り出す、無意識の世界の土壌を成しているのである。 |
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2019-0104-0113