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しかし、それとは別に、もうひとりの自分を感じてしまうことがある。自分自身の中の何気ない仕草や習慣を通してではなく、それとは別の自分を感じてしまうのである。つまり、現実の中で未知なるものと遭遇した場合である。 自分の中にではなく、自分の外の世界に、自分とは異質な未知の世界を見ているのである。未知のものとは、すなわち、自分の知らないもの、知り得ないもの、知ることがなかったもののことで、そうしたことにどこかで遭遇した場合である。 要するに、自分としては、そうしたことの対処の仕方を知らないのである。嫌が上にも、自分でそれとのかかわり方を見つけなければならないのである。 |
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2019-0113-0120