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そして、これが自分にとっての現実なのである。だれもこのような現実から出ることもなく、出ようともせず、出てもならず、また、この現実から離れて人間は生きて行けないのである。。 これが、私たちが生きている現実という世界なのである。しかしまた事実、歴史を見ると、このような現実から逸脱してもいるし、そしてまた、自分たちが生きている現実というものを破戒し続けもいる。現実の世界で生きて行けない以上、現実から出て行くしかない、そうした人間も少なからずいるのである。 革命やルネッサンス、あるいは流浪の民としての移民や植民として、そうであり続けたのである。自分たちの、古いそれまでのシキタリや信仰を捨て続けてきたのである。それまで自分たちが生きてきた世界から逸脱している。そうせざるを得なかったのである。生きなければならないのである。 |
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2019-0113-0120