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2、時間。


しかしなぜ「時間」なのか? 
なぜならそれは、時間を通してしか知り得ないものだからである。つまり、これは変化のことを言っているのである。中身は変わらないのに、同じであるはずのものが時間の経過と共にカタチだけが変化して行くのである。

こうしたことは、時間の流れの中でしか捉(とら)えることが出来ないものなのである。すなわち、「同じもの」だということである。過ぎて行く時間の経過の中で、そのすがたカタチが種々様々に変化を繰り返して行くけれども、それでも、やはりそれは同じものだということが解るのである。

同じものだというのは、それが持つ原理や自律的な必然性が同一のものである、ということである。しかし、それがなぜ、種々様々に変化して、まるで別のもののように見えてしまうのか?

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2019-0113-0120