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4、別のもの。


同じものが時間の経過とともに変化して行く。しかし、なぜそれが変化として分かるのか? あるいは変化などなくて、もともと別のものだということもある。しかしこの場合でも、なぜそれが別のものだと分かるのか?

それらが別々のものであるにもかかわらず、どこかに同じ共通するものがあるからである。それらのどこかに共通するところがあるからこそ、比較も出来るし、違いが理解できるし、変化といったものを時間の経過の中で感じ取ることができるのである。

このような共通の基準、共通の座標軸なくして変化も相違点も、あるいは、それが別のものだという認識も不可能なのである。

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2019-0113-0120