index< 日誌 <ai原理< 23b-20「続、歴史の必然性」p11

11、自分の終わり。


しかし、それは自分がオリジナルな存在である以上、仕方のないことなのである。そうするしかないのである。絶滅することによって、自分がオリジナルであり続けようとしたのである。そうして自己の原理を保存したのである。肉体という現実を失っても、自らの歴史として、それを残したのである。

自己がオリジナルな存在であることを証明して見せたのである。自己の物理的な死でもって、自己のオリジナルなタマシイを保存し、そして閉じたのである。そうして、自分が自分以外の他の者になることを拒絶したのである。

自分が自分であり続けるには、そうするしかなかったのである。自分がオリジナルな存在である以上、それは仕方のないことなのである。そうやって、自分を自分の意志でもって終わらせたのである。

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2019-0113-0120