| index＜ 日誌 ＜ai原理＜ 23b-20「続、歴史の必然性」p11 |
| このようにして、現実といったものを見た場合、やはり何か共通するものが現実世界にあるのであって、だから、私たちは現実というのを、意識の世界で観念化し得るのである。 現実を、自分たちの共通の座標系の中に取り込んで、それを比較分類し、変化のカタチというのを見ることが出来るのである。共通するというのは、同じ現実を生きているという意味でそうなのである。 そしてこの共通の座標系といったものが、私たちにとっての共通の舞台であり、私たちの存在の居場所でありバランスなのである。そしてこれが私たちにとっての現実なのである。そしてこれがまた、自分の中で観念の世界を作り出しているのである。 だから、私たちは同じものを見ているのであって、私たちには、ただそれぞれにとっての見え方が違うのだ、ということである。 |
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2019-0113-0120