index< 日誌 <av表情 z自意識< 23b-23「怒りの表情」p10

10、破戒。


だから、個人の自由も人権も決して理解されない。それが理解されてはならない、そうした世界の人間なのである。これは、個人が自律することのない世界の住人なのである。

従って、自律する個人というのが理解できず、そうした人間を何か後ろめたい隠し事を持った二重人格の人間のように思えてくるし、そしてまた、「自分たち」の世界を破戒する心理的異人種のように思えてきて、だからまた、決して許すことが出来ないのである。

しかしまた、それは確かにその通りなのであって、このような異質の異人種のような人間が、既存の「自分たち」の世界を破壊してしまうのである。

だから、決して容赦することが出来ないのである。それは「自分たち」という世界を破壊する者なのである。自分たちのタマシイ、自分たちが信じるもの、自分たちの正義と信念を辱(はずか)め、貶(おとし)め、踏みにじる者でしかないのである。

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2019-0113-0120