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そして、こうした反応の仕方が絞られて行き、固まり、定着し、やがて馴れや習慣となり、そしてまた、このこと自体が、このような馴れそのものが自分を証明するもの、自分でなければならないもの、自分の印(しるし)になっていて、自己認識のなくてはならない標徴となっている。自分が自分を認めて確かめる象徴とサインになっているのである。 それ以外に、自分の現実が見当たらないのである。要は、このような馴れの繰り返しが、自分にとっての常識や、無意識の世界での信条や信念の土台になっていて、そしてこれが現実の法律や人間関係の基にもなっていて、そして、そこから政治のシステムが現れてきているのである。 だから、やはりここでもまた、人間が自分自身を意識する場所となっているのである。すなわち、馴れや習慣といった日常の世界がそうなのである。 |
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2019-0113-0120