index< 日誌 <z自意識< 23b-25処世術1「多数派」p7

1、最大多数。


自分の考えがないから、まわりの他人の考えを自分の考えであるとせざるを得ない。自分の考えが無いのは、それが自己責任を伴わないからである。自分で責任を取らなくて済むからである。

このようにして「みんなの考え」が、自分の考えとなる。ただまわりの考えというのが、常に自分に有利なものであるように、それに迎合するということである。

持ち上げ、そそのかし合うということである。というワケで自分の考えというのが、常に集団内で実力ある、最大多数派の考えと一致するところに求められる。つまり、要領よく立ち回ろうとするのである。

しかし、社会全体として見れば、自分が必ずしも最大多数の集団の中に入れてもらえるという訳ではなく、そうだとすれば、どこでも良い、何とかどこかの集団の中の一人であろうとするのである。

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2019-0113-0120-B