index< 日誌 <z自意識< 23b-26処世術2「イジメ」p4

1、逆らえない。


逆らえない立場というのは、「生まれつき」そうなのであって、もはやだれにもそれを変えられない人間のことである。障害者、私生児、前科者の子、半島系・・・などなど。みんなとどこか体裁が違う人間のことである。

これらは、本人がどうあがいても消えることのない、否定しようのない事実なのである。だからそれについて本人が反論できず、逆らえないということなのである。また、こうした場合、こういう人間は極少数派であって、仲間ハズレするには持って来いの存在なのである。

自分が仲間ハズレされずに、仲間の中で少しでも有利な立場に立とうとするならば、このような「弱い立場」の、どこかみんなと違う人間はとっても便利な存在なのである。

みんなとどこか違う人間を作り出して、これを非難することによって、集団の中での自分の立場を有利にしようとするのである。少なくとも自分は、このような「よそ者」ではないし、みんなと同じ仲間であると強調するのである。そうして自分の立場を優位なものにしようとするのである。

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2019-0113-0120-B