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弱い立場の者が、どんな理不尽なことをされても、ケイサツは初めから話を聞くフリをするだけで、決して何もしない。「上の者」に伺いを立てた後に、何もかもが決められる。上の者とは、すなわち、訴えた者の上司、元請け、○○長、あるいは村の有力者のいうことが絶対的に正しいのである。 昔からずっとそうしてきたのである。理由などどうでも良いのである。「上の者」の言うことが正しいはずで、正しくなければならないのである。そうやって「自分たち」の世界が成り立っているのである。そして、そうした秩序を守ることこそが、自分たちケイサツの使命にしているのである。 |
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2019-0113-0120-B