index< 日誌 <z自意識< 23b-28処世術4「ケイサツ」p6

3、使命。


弱い立場の者が、どんな理不尽なことをされても、ケイサツは初めから話を聞くフリをするだけで、決して何もしない。「上の者」に伺いを立てた後に、何もかもが決められる。上の者とは、すなわち、訴えた者の上司、元請け、○○長、あるいは村の有力者のいうことが絶対的に正しいのである。

昔からずっとそうしてきたのである。理由などどうでも良いのである。「上の者」の言うことが正しいはずで、正しくなければならないのである。そうやって「自分たち」の世界が成り立っているのである。そして、そうした秩序を守ることこそが、自分たちケイサツの使命にしているのである。

戻る。                続く。

index< 日誌 <z自意識< 23b-28処世術4「ケイサツ」p6
2019-0113-0120-B