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2、制限。


人間というのが地球という同じ条件、同じ環境を生きている以上、あるいは人間というのが、そういうところでしか生きて行けない以上、それが人間を制約し、方向づけ、人間というのを条件づけているのである。そしてまた、これが人間にとっての現実であり、人間がきている現実というものなのである。

これには、一つは、人間が生きている空間的なカタチが必要である。人間という存在のすがたカタチとして。そのサイズや身体構造において、そうなのである。そしてこれが、人間にとっての物理的・空間的現実なのである。このような現実の制限を超えて人間は何も出来ないのであって、人間は、このような空間的現実を離れて生きて行けないのである。

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2019-0121-0126