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3、最適化。


このような現実の制限という意味では、もう一つ、人間の身体内部の機能のカタチによる制限がある。身体の内部構造の営みといったもの。生理と神経、身体組織や細胞の営みにおいて、そうなのである。肉体のカタチそのものではなくて、そのカタチの機能の「仕方」がそうなのである。

自然環境や社会の条件というのが、急激に変化することがないとすれば、同じ条件と同じ環境の下で、同じことが繰り返されざるを得ない。そしてそれ自体が、パターン化し定形化される傾向を持つようになる。

すなわち、形式化され、合理化され、最適化されて行く。最適化というのは取捨選択のことで、不要なものが捨てられて、適応して行くということである。

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2019-0121-0126