| index＜ 日誌 ＜j生理的情緒 ＜ 23b-31肉体の秩序2「馴れ」p6 |
| そうしたことが、そこで生きる人間にとっての固有で独自のクセや馴れ、習性や習慣といったものを作り出す。そしてこれが、そこで生きている人間を支配し、強制し、そして方向づけるのである。人間が生きている日常の世界を作り出していて、そこからまた、自分たちが生きている現実に対する、観念の世界が意識されてくる。 「馴(な)れ」とは、人間にとっての時間的なリズムやサイクルのことであって、あるいは情緒、または無意識の世界といったものである。それは、そこで生きている人間の日常の世界のことであって、それに基づく自分たちの常識の世界を言っているのである。 なぜか？ 人間の思考や意識、そして観念の世界といったものは、このような時間的な変化の世界を反映したものだからである。変化が無ければ時間はない。時間というのが意識されることがないのである。 |
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2019-0121-0126