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身体上の様々な刺激やその感じ方といったものが、自分の肉体の中で全体として調整されバランスされる。そのリズムとサイクルのことを私たちは情緒といっている。 自分の外から入ってくるバラバラな刺激といったものが、自分という肉体の中で全体として秩序づけられバランスされる。そしてその蓄積された全体が情緒として機能しているのである。 目や耳や鼻、肌の触覚や、体内の痛みや吐き気などもそうである。そうした様々バラバラな刺激に対する感覚といったものが、情緒という名の下に統合され順序づけられ、関連づけられる。 従ってまた、感覚器官がもたらす感じ方といったものと、情緒そのものが持つ感じ方といったものは、別のものと言わざるを得ない。感覚と情緒とは別のものなのである。感覚と情緒とでは、その役割と機能、仕組みがもともと異なる以上、それはやはり別のものであって、別の違う感じ方とならざるを得ないのである。 |
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2019-0121-0126