index< 日誌 <j生理的情緒 < 23b-35肉体の秩序5「意志とは別」p6

1、表面的。


環境の変化に伴う偶然の「馴れ」といったものが、自分の体内で習性となり、そしてこれが自分の表情と行動のパターンに現れているのである。そしてこれが人間の行動のサイクルとリズムを制約し方向づけてきたのである。

それしか出来ず、それしか知らないという意味でそうなのである。そうして共通化された表面的な形式だけが、互換性を持つものとして一人歩きを始める。中身は問われない。このようにして共通の形式と意識の共有化が達成されたのである。

そうして自分の自意識というのが、目に見える自分の肉体表面の、表情というカタチでもって知られ、理解されたのである。また、それ以外に、自分の自意識というのを確かめる方法が現実の世界にはなかったのである。

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2019-0121-0126