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そうした意味で、それは緊張と弛緩、集中と放散、快と不快、あるいは丸みと角、開と閉、上昇と下降といった、そうした相反する出来事や心情が混在する世界である。つまり、そうした自分の中だけで完結した、対象なきリズムとバランスの世界なのである。自分の中の肉体の生理といったものが、このような情緒の世界を生み出しているのである。 そうした、自分の肉体の中にある何かが、自分をいざない、求め、それへと包み、そして向かって行くのである。自分の意識や意志とは無関係である。それ以前の、自分の意志とは別のものが、自分を支配し動かしているのである。 |
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2019-0121-0126