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象徴や暗示、そして予感や前兆。あるいは何かへと導いたり強制したりする、何かしらのサインや目印し。などと言ったところで、それらはたいてい仮想の世界なのであって、人間の無意識の世界が作り出した、あらかじめ定められ、秩序づけられた仮想の世界なのである。 そして、この無意識ということ自体が、すでにそれだけで完結している情緒の世界であって、あらかじめ条件づけられ設定された世界なのである。 涙も、赤面も、怒りや喜びも、顔面の引きつりも、あるいは身体の震えも、またそれを作り出す神経や筋肉の緊張や弛緩といったものも、そうなのである。そして、これが身体の仕組みといったものなのである。 |
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2019-0121-0126