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このような生理作用がもたらす情緒といったものにカタチを与え、その理由や原因、そしてその相手を定めているのが、暗示と象徴の世界なのである。あるいは何らかの導きを無意識の内に強制しているサインや目印しといったものなのである。あるいは、予兆や予感、予測といったものがそうなのである。 すなわち、言い換えると、仮想の世界なのである。ではいったい、このような仮想といったものはどこから来るのだろうか? それは自分自身の経験以外にないのである。もちろん、この世に生まれる前からくっ付いてきた先天的なものもある。 何よりも自分の肉体のカタチがそうであり、肉体の機能や構造がそうなのである。そして、生きて行く上で本人が依存しなければならない、自然と社会の環境がそうなのである。それは、自分が生まれる前から自分に与えられている条件なのである。そしてこれが自分にとっての現実という世界の前提なのである。 |
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2019-0121-0126