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自分の表情と行動パターンが規格化・共通化・共有化されてゆく。なぜなら、それは相手に知ってもらってこそ意味を持つものなのであって、そしてそれがまた、自分にも意識されてくるのである。 だから、ポーズや行為といったものは規格化・標準化されねばならなかったのである。このような、自分に対するまわりの思惑と、自分自身の体面が、自己の行動原理となっている。そしてそこから、自己の表情と行動パターンといったものが作り上げられてきたのである。 考え方や感じ方、表情や行動の規範といったものは、自分の側から見ると、自分自身の体面のことを言っているのである。そしてこの体面が、自分自身の立場と自意識というのを決定している。そして、これが無意識の世界で、自分自身の情緒の世界を作り出しているのである。性格や気性、それに信条といったものの範囲を定めている。 |
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2019-0126-0207