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自分に向けられる他人の思惑と、それに対する自分自身の、表面的で形式的な体裁と体面が、自分の行動の判断基準になっていて、そしてまた、このような外面的な目に見えるカタチといったものに、異常なほどの注意が払われる。 目に見えるカタチだけである。内面が問われることがない。その必要もない。それ以前の表面的な形式だけが重視されるのである。こうしたことが周囲の者に対する気遣いと、自分自身の立場というものに対する自覚につながっている。 言い換えると、人間関係のキズナというのが、形式的で表面的なものになっている。すなわち、規格化され、標準化された共通の表情や感情、そして意識のカタチを作り出している。そうした表面的な形式のランク(順位)だけが重視される世界である。 |
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2019-0126-0207