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1、偶然の必然。


眉と眉の間(眉間)が、もっとも強くかつ深くシワが起伏し、そこから顔中がこの眉間に向かってシワが繋ぎ合されている。あるいは、この眉間の真下から身体中の他の部分へと、それが拡がって行っている。そして関連づけられている。

あるいは、それを見る者をして、そのように印象づけている。まるでそれが何かの印しや証拠のように、そして何かの手がかりのように思えてくるのである。

そうする以外に自分を知る方法がないのである。それしかなく、また、それが自分の現実というものなのである。自分にとってみれば、現実とはこれしかないのである。そしてこれだけが、自分と現実とを結びつける接点なのである。

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2019-0207-0214