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4、精神のすがた。


そして実は、これが自分の自意識なのであり、自分が自分を意識する瞬間なのである。そしてまた、だからこそ自分にとって未知の驚きや戸惑いといったものを確かめようとするのである。確かめずにいられないのである。

そして、そうやって驚きといったものが、恐れや怒りや、あるいは楽しみや嬉しさとして意識され、自覚されているのである。そして、これを意識する意識こそが自分自身の自意識なのである。

自分が自分を意識している。自分自身の内的な、自律的で固有の自分自身の精神すがたを、自分の中に見ているのである。

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2019-0207-0214