index< 日誌 <ar象徴< 23b-53自分にとっての現実3 「いざない」p5 |
そしてまた、これが私たちにとっての現実の意味なのである。人間にしてみれば、それしか知らず、知り得ず、また、それしか出来ないのである。そして、それを離れたところに、人間は存在し得ないのである。人間にとっての現実とは、このことなのである。 きしみ、歪み、そして切り裂かれてゆく。あるいは、ゆるみ、拡がり、まわりに向かって拡散して、開き、拡がって行く。・・・このような自分の中にある情緒といったものが、外からの何らかの衝撃や限界に対して、自分でも気づかないまま反応しているのである。 現実の自分とは何ら関係のないところで、それとは本来、無関係であるはずのものが何かの象徴や印象となって、自分を自分でも気づかないまま突き動かし、そして導いているのである。 |
index< 日誌 <ar象徴 < 23b-53自分にとっての現実3 「いざない」p5
2019-0207-0214