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5、額の横シワ-b。


私たちは苦痛や苦悩、あるいは何かを深刻に思索するとき、あるいはまた、現実にはない何かを求め遠くの地平線を仰ぎ見るときもそうなのであるが、神経を張り詰めて感覚を研ぎ澄ます。

眼を細めシワめて、両眉を寄せて、眉間(顔のほぼ中心)に小さな縦シワと同時に、その真上の額のほぼ中央部分を、小さく横(=水平方向)にシワめる。

そしてこれが、安堵(あんど)して、気が抜けてホッとしたりするときに、額の横シワが顔全体に伸びて、心持ち眉が上げられ、眼も見開かれる。これは、額も眉も目も鼻も、その表面の筋肉が繋がっているということである。そしてこれが表情を作り出しているのである。


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2019-0207-0214