index< 日誌 <ax背景 av表情< 23b-60「肉体の方向」p7

1、意識の表現。
( 注 : 23b-39「軽蔑・あざけり・蔑視」p2 〜からの続き。)


「フン」という瞬間的で突発的な鼻息もそうだ。自分の中にある何かおぞましいものを吐き捨てるように、鼻穴から強く息を一気に吐く。だからまた、フンという鼻音が出るのである。

たとえば、このような目・クチ・鼻といった――もちろん、それだけではないが――自分と外の世界との出入口になっているような部分、これが顔の正面部分なのである。そしてこの正面部分のカタチと模様のパターンといったものが、何かしらの方向性を持つということなのである。

この方向性とは、つまり、外の世界に対する自分の目的や意図といったものを、そのまま暗に示しているのである。何かしらの自分の必要や求めるものが表現されているということである。その見えるカタチから、それが求め目的とするものを予測するのである。

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