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2、必然性。


そして、このような目的や意図、また、心情や情緒に合わせて、それに対応して目や鼻やクチ、そしてそれに連なる筋肉やシワ、血行の色ツヤなどといった様々なものが、顔の表情として現れているのである。そしてこれが表情としてパターン化されているのである。

自分自身の肉体内部の求めに応じて、そしてまた、無意識の感情や情緒のリズムに従い、眼やクチ、そして顔正面の様々な感覚といったものが、一つの全体として連結されて、順序づけられ、まとめ上げられている。

そしてそれが指し示すところの目的に従い、集中されていって、拘束され、秩序づけられているのである。だからまた、そうした秩序が持つ必然性として、一定の制約された方向といったものを、持たざるを得なくなっているのである。

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