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5、表明。


たとえば、人間の目は前にしか見えない。人間の足は前を歩くように出来ている。これが身体的・空間的な方向性である。そして、これをそのようなものとしてカタチづくり、機能させてきたのは、数万数億年に渡る人間の祖先たちの生存競争の結果なのである。そしてこれが、観念的・歴史的な進化(または変異)の方向性なのである。

そしてそうしたことが、たとえ意識されていなくても人間にはわかるし、そしてまたこれが、人間の顔の表情として現れているのである。それが様々ないろんな感情や情緒として伝わってくるのである。たとえば何を求め、必要とし、目指しているのか、といったことが顔の正面に表明されているのである。

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