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日常であること。馴れやクセや習慣といったものは、だれも意識せずに無意識の内に遂行している。だからまた、それが日常なのであるし、そうした普通の、無意識の状態であると言えるのである。 そして、これを動かし定めている「スイッチ」が、無意識の自分でも気づかず、気にも留めることのない無意識の印象と象徴の世界なのである。そして、これが意味不明な、何らかの記憶の痕跡が積み重なり合った、自分でも得体のしてない無意識の世界なのである。 しかしまた、だからこそそれが無意識の、自分でも意識することのない、日常の世界であると言えるのである。そしてまた、自分にとっての日常の世界となり得るのである。 |