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2、変異。


この場合、最初に意識的動作であったことが、無意識の動作となり、それが習慣やクセになり、そしてさらにはそれが、自分の意志とは無関係の日常の世界となっているのである。

人間の二足歩行がそうである。最初、四足で移動していたのが、何らかの事情で二足になり、そして気が付くと二足でしか移動できなくなっているのである。

最初、意図的で意識的な行為であったものが無意識の習慣となり、さらに日常の常識となり、そして数万数百万年に及ぶ同じことの繰り返しが、人間の骨格構造と、人体内部のカタチとその機能を変異させているのである。

そして、このような二足歩行といったものが、もはや人間の意志で替えることが出来なくなっているのである。人間の身体のカタチと構造が、もはやそのように変異してしまっているのである。

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2019-0214-0221