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5、選択肢がない。


また、それが分かっているからこそ、上司は陰に陽にアメとムチで関係を求めてくるのである。しかし女の側からすると、生きて行くためには、そうするしかないのである。好きも嫌いもないのである。ただただ、そうやって生きて行くしかないのである。

ならば「上の者」に従う以外にないのである。セクハラが許せないのは、それがこのようなおカネが絡んできて、断れないという立場の者を貶め辱めるからである。人の弱みに付け込むからである。

しかし、生きてゆくための現実的な方途としては、やはり男に従うというのが最も現実的で可能な生き方なのである。それ以外にないというのが実情なのである。そして、しかしまた、だからこそ、そこに付け込んでくるのである。だからまた、それがどうしても許せないのである。カンベン出来ないのである。

戻る。               続く。

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2019-0221-0307