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しかし、これもいまとなっては誤解なのかも知れない。まず経済的自立であるが、これは人為的な産業の構造が女性の社会進出を拒んだのであって、それが今日では、たしかに変更を余儀なくされている。女性の社会進出が強く求められ、また、それなしには世の中が立ち行かなくなっているのである。 次に、身体的な特徴からくる暴力の能力であるが、確かに暴力は恐ろしいが、情緒的な穏やかさや柔らかさ、丸みといった女性的な特徴といったものも、今日たしかに重視されている。むしろ、暴力よりも強い強制力となっている、そうした傾向が感じられるのである。 大衆は、20世紀のような強制的な暴力を嫌うし、暴力以外の方法を大衆は求めている。そうした時代に入ってきているのである。今日、暴力と戦争は忌み嫌われている。損得勘定に合わないことは、したがらないのである。従ってまた、ここでも女性的な感覚が強く求められている。 |
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2019-0221-0307