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そしてこの別の意味だけが、いままでの自分にないもの、そしていまの自分と、これからの自分に必要なものとして、自分自身の際立つ固有の特徴として強調され、それへと特殊化し、誇大拡張し、変異してくるのである。 それが今までの自分になかった、支配的で主導的な特徴に取って替わって行く。時代と環境の変化が、それを自己に求めたのである。それは例えば、表情について言えば、涙や赤面というのが、それまでの人間に無かった、新たな異質な感情表現の方法となっていったようににである。 |
戻る。 続く。
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2019-0307-0313