| index＜ 日誌 ＜ av表情＜ 23b-91 「表情の意味」p9 |
| 言い換えると、このような自分自身の中にある、得体の知れない情緒を確かめる手段として、そうしたポーズや表情といったものが無意識の内に取られ、やがてそれが馴れとなり、自分にとってなくてはならない習慣として定着しているのである。 そうやって自分で自分を確かめ、納得し、認めているのである。そしてこれこそが何よりも大切なことなのである。なぜなら、これが自分の証明となっているからである。印しであり、象徴であり、サインとなっているからである。 そしてこれが自分の自意識であり、そしてその具体的なすがたカタチなのである。自分がだれであるかの、具体的な現実のすがただからである。自意識が現実の世界に目に見える姿となって現れているのである。だからまた、それが嬉しくてならないのである。 |