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7、情緒のカタチ。


ポーズや表情といったものは、そうした自分自身の内面世界が、現実という外の世界に現れたカタチなのである。そして人間は、このような現実の見えるカタチを通してしか、自分を知る方法がないのである。

そしてまた、人間は、このような自分の身体を通してしか自分を表現し得ないというということなのである。たとえば、たとえ話すだけであっても、ノドの仕組みと、またそれを動かす訓練が必要なのである。

そうだとすれば、情緒や感じ方といったものも、このような身体の現実のカタチによって、その表現方法が規定されざるを得ず、また、それでもって自己の情緒といったものを知り、理解するしかないということなのである。

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2019-0307-0313