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時間の中で変化する世界。過去と現在で違う自分がいる。そしてこの違うということが、自分を意識する場面となっているのである。 自分の中で自分が変化しているということが、自分でもわかるし、そして自分の中で、いまの自分とは違うもう一人の他者としての過去の自分を見ているのである。 言い換えると、自分が過去と現在に分裂していて、またこのような自己の対象化、自分が自分の中で自分と対峙するということが、自分で自分を意識する場面になっているのである。 |