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私たちは、なぜ何かを感じるのだろうか? また、そうした「感じ」といったものは、どこから来るのだろうか。何かを感じるというのは、自分とは異なるものを感じているのであって、自分の中で、自分と外の世界が分裂して対峙しているのである。 同時に自分の中で自分が分裂し、何かを感じている自分と、それを意識する自分とに分裂しているのである。何かを感じている自分に、他人としての自分を見ているのである。 しかし、では、このような分裂はいったいどこから来るのだろうか。要は、何かを感じている自分と、それを意識している自分とに、自分が分裂しているということなのである。 |