index< 日誌 < g自己分裂< 23b-95「続、時代の信仰」p7 |
たとえばそれを、人間の人生のわずか70年に限って見ても、1950年代前の帝国主義、これ以降の社会主義、資本主義(自由主義)、そして今日の社会主義とも資本主義とも言えないような世界・・・。 いずれにしても、その時その時代の現実が求める信仰があって、そしてその周りに誰もが群がって行ったのである。だれか偉い人の言うことだけをよく聞いて、そしてまわりに合わせて生きてきたのである。 要するに、自分は何も考えてはならず、偉い人に盲目的に従うのが、もっとも模範的な生き方とされた時代なのである。 |