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7、自律性の傾向。


だからまた、それから逃れるということが出来ないのである。そうした自分から離れて生きて行くことが出来ないように、出来ているのである。それ以外の生き方も、自意識も、立場も、もはや本人には残されていないのである。

もはや選択の余地などなく、そうして生きて行くしかないのである。それは、本人が現役の時代以前から、すでに約束されていた結末なのである。それは、結果的に本人が望み願ったことなのである。

それは、本人自身が持つ幼いころからの個性の自律性が、このような方向へと本人自身を導いてきたのである。

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2019-0313-0317