index< 日誌 j生理的情緒< 23b-97「勘違い」p9

1、刺激。


外からの刺激に対して様々な感覚や、神経と生理の作用といったものが引き起こされる。そして、そうしたことが集まり迷走を繰り返し、これがリズムとなって情緒を作りだしている。そしてこの情緒といったものが、表情と仕草となって現れている。

自律神経の働きに伴う、腺の分泌、めまい、震え、立ちくらみ、冷や汗、鳥肌、また、得体の知れない戦慄と慄(おのの)きといったものが、そうである。あるいはまた、感動や沈降、興奮、鎮静などもそうである。

そしてまた、このような自分自身の生理や神経作用の変化でもって、私たちは自分自身の情緒といったものを感じ取っている。しかし、この情緒の変化の原因が自分でも分からないのである。

履歴へ             続く。

index< 日誌  j生理的情緒< 23b-97「勘違い」p9
2019-0313-0317