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1、感情。


たとえば顔が赤面したり、汗がでたり、あるいは顔がほころんで横に拡がってほほ笑んだりするのは、呼吸や血流、そして顔表面の筋肉相互間の引っ張り合いの結果である。

しかしまた人間は、このような自分でも見て感じることの出来る表情や生理の作用でもって、それが嬉しく楽しいことなのか、あるいは怒りや憎しみなのかというのを無意識の内に自覚し感じ取っている。

もしも、このような生理の変化というのが自分の中で生じなければ、人間は、そうした自分の感情や情緒といったものを、感じることが出来ないのである。そして、このような生理の変化でもって、これが自分の感情であると思えてくるのである。

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2019-0317-0327