index< 日誌 j生理的情緒 av表情<  23c-05涙2 「心理」p3

2、心理的。


つらい悲しく苦しいことが続くと気力も失せて、やつれて気落ちし、筋肉が緩み身体にチカラが入らなくなる。そして息苦しく、息する元気も失せて、息も絶え絶えに胸が締めつけられる。心臓が圧迫され痛苦しく感じられる。しかし、それと涙と、どれほどの関係があるのだろうか。

たしかに、それと「涙を流す」というのとは、直接の関係が無いのかも知れない。しかしそれでも、たとえば、悲しいときは訳もなく涙が出ることが、多々あるというのも事実である。

だからこれは、始めの方で述べた物理的・生理的反射作用というよりも、むしろ、心理的な作用と言える。つらいときは涙が出ることによって気分が落ち着くのである。結論から言うと、私たち人間は、そのようにして自分を認め、確かめ、了解し、納得してきたのである。

戻る。             続く。

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2019-0317-0327